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モノホン


テレビで先日、閉校になる中学校全校生徒15人くらい?と先生が世界的に有名なダンサーにダンスを指導してもらって、卒業式にOBや関係者、家族などに見てもらうという番組があった。もちろん、最後のダンス披露の時には、馬さんがよく言う、アサコ劇場で号泣だったのだけれど、あぁ、やっぱりいいなと思ったのは、若い頃に本物と出会う事。

生徒さんの一人がリハーサル最後にそのダンサーさんに、本気のダンス見せてください!と予期していないリクエストに答えて、マイケルジャクソンの「beat it」を披露していた。その時の生徒さん達のキラキラした目と、呼吸をしていないんじゃないかと思うくらい感動する顔が良かった。もしかしたら、この一瞬で、生徒さんの誰かが、私も世界的なダンサーになる!と夢を抱いてしまうかもとも見受けられた。

ちょうど同じ日にニュースで流れていた宝塚音楽学校の合格発表でも、四歳の頃に初めて見てと言っていたのも、印象的だった。それはきっと、エンターテイメントに限らず、食べ物でも、アートでも、服や靴でも、何でも本物を早い段階で体感?体験?するのは、子供の選択肢の可能性を広げる最も簡単な方法なのかもしれないと思った。

ちなみに私はどうだったかと言うと、ちびっこの時から毎週土曜日は両親の趣味である、アメリカのカントリーダンス、スクエアダンスの練習に付き合わされ、イヤでも英語を聞く羽目になった。ただ、パーティーが年に何度かあり、その時初めてアメリカ人と遭遇し、アメリカのお菓子や食べ物を口にし、同じ年のアメリカ人の子と子供達だけでプールで遊んだ。その時のカルチャーショックといったら、計り知れないけれど、日本で会う外国人に対して全く抵抗がなくなっていた。

そして、そのお陰か、勉強嫌いな私でも、英語は音から覚える事が出来た。文法はあっているかわからないけれど、日常会話の中でこの言い方がよく使われているなみたいな感覚英語で今に至る。

また、幼少期の週末は、ベレー帽のよく似合う叔母とさまざまな料理屋さんへ行って食事をしたのを憶えている。だから、懐石やコースなどを頂くあの静かにしなくちゃいけないという独特の雰囲気や家庭の味でない料理も知る機会になった。

アートについて言えば、美大卒の母上の影響で美術館巡りやデッサンをちびっこの時からしていた?させられていた?ので、学校でいうこれが正解という絵を描かずに、評価は悪いかもしれないけれど、自分の好きな表現方法やカラーを覚えた気がする。

そして、大学の時に、初めてオペラを知った。オペラとは無縁の両親だから、それまでラジオとかで聞く事はあっても、しっかり聞いた事がなかった。たまたま同級生が音楽専攻で、大学にくるプロのコンサートに誘ってくれたのがきっかけ。オペラ以外にもクラシック、ダンス、ミュージカル、ワールドミュージックといろいろ生で見た。不思議なのは、知識がなくても、よく鳥肌がたつ事が多々あった。

長くなってしまったけれど、ホンモノはやっぱりいい。出来る限り、かんちゃまんにも機会を作ろうと思ったというお話。
posted by Asako | 19:16 | - | comments(4) | trackbacks(0) |
コメント
エクセレント!!!
2014/04/03 05:24 by lovedangen
わーい、先輩に褒められた〜。
2014/04/03 07:52 by アサコ
ハッとさせられた〜。
うちはついつい安いから、便利だから、でホンモノどころかニセモノ的な物ばかり与えている気がする。
あーさん見たら、ご両親の育て方は素晴らしかったって証明されてるね!
ホンモノ、うちも、出来るだけ子供には与えてあげたい、と思いました( ´ ▽ ` )ノ
2014/06/08 11:30 by juju
JUJUちゃん、私を見たら証明されてるかな?そう見えていたなら、両親がとても喜びます。笑 私は基本貧乏性だから、けちけちで安いけど格好がつくものみたいになっているよ。でも、長持ちしなーい。笑 それを心配した?母上が今になっても仕送りをしてくれるのでそれに頼っていたり。

実体験に勝るものは、いくつになっても変わらないし、出来れば家族や気心の知れた友人などでその感動を共有出来たなら、もっと刺激になりそうだよね。
2014/06/13 08:28 by アサコ
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