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はじめてのおつかい


面白い記事だったので、以下、抜粋。


「はじめてのおつかい」が一生の仕事を決めた

3歳の時、金子さんは200円を持って「何でもいいから買ってらっしゃい」と母親に送り出された。そこで、大好きなメロンパンを買おうとスーパーに行く。いつもは120円のメロンパンが、その日は100円!3歳ながら「いつもより安い!2個買える!」と気づき、買って帰ったところ母親にほめちぎられたそうだ。「『えらい!』『すばらしい!』『機転がきく!』『天才!』とほめまくられ、ボクは、うれしくてうれしくてたまりませんでした。と同時に、『同じものでも、いつもより安くなることがある』『安いときに多く買っておくことは、いいことなんだ』ということが、ボクの脳にインプットされたのです」

3歳の時に親に大絶賛されたことが、金子少年の興味を「買い物」に向かわせる。そして、「流通ジャーナリスト」「国際値切りスト」を生み出す「金子家流子育て」は続く。

 小3の時、金子さんは「買い物担当大臣」を命じられた。母親に毎日、買い物リストとお金を渡されて買い物に行く。そのお釣りが、小遣いになるというシステム。

1円でもお金を残したい一心で、金子少年はチラシを真剣にチェックする。

登校前の短い時間で、渡された予算と買い物の合計額を計算し、卵の価格と個数を割り算して単価を確かめる。その作業を繰り返す中で、暗算に強くなる。「青森産りんご」の意味が知りたくて漢字を覚え、地図を眺める……子どもの「知りたい!」欲望を駆り立てる仕掛け、責任の持たせ方、「買い物担当大臣」という楽しい命名。そのアイデアには、元塾講師の私もうなってしまう。

金子家では徹底した節約と経済教育をほどこしながら、必要であれば教育費はケチらなかった。その理由を語る、父親のセリフが不況ニッポンで育児中の親にドスンと響く。

「テツオ、お前には一生、お金に困らない人になってほしい。しかし、うちはサラリーマンだから、それほど財産を残せるわけではない。たとえ、少しばかりのお金を残したところで、その価値がゼロになってしまう可能性もある。でも、教育費なら出せる。だから、お金を出せるノウハウを勉強しなさい」

子どもにどんな大人になってほしいか。感性豊かで優しく賢く……と並べ立てたところで、大前提として「お金」が無ければ暮らせない。

「一生、お金に困らない人になってほしい」

そうだ、本音はそうだ。

チャップリンの言葉も合わせて思い出す。

「人生に必要なものは、愛と勇気と少しのお金」

父親の願いである「お金に困らない」を「大金を稼げること」ではなく「少ないお金でハッピーに暮らす」工夫や考え方だと解釈し、金子少年は知識を蓄えた。そして、「買い物」をテーマに稼ぐプロになった。3歳の時に母親に「天才!」とほめちぎられた経験を胸に刻んで。
posted by Asako | 17:54 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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